ども。
昔からずっと気になっていた問題がありました
美容師に向いてない人は本当にいるのか?
私が美容室に初めて勤めたのは今から14年前になります
そして1度は美容を離れ、様々な仕事を経験しました。
必ずどこにでも1人はいる…
そう…
仕事が出来ない奴
しかし、この仕事が出来ない奴という言葉は
その出来ない奴より
自分のが勝っている
と優劣をつけた目線から
下に見ていると言う事になります
仕事が出来ないとは客観的に観て
すぐテンパる
空気が読めない
1度言った事をすぐ実行出来ない
おどおどしている
暗い
行動が遅い
用意周到でない
忘れやすい
こんな所でしょうか??
果たしてこれは先天性の性格的な事なのか?
もしくは後天性に、教育や人付き合いから構築されなくてはならないスキルなのか?
では今度は、仕事が出来そうな代表的な例を、私の個人的な目線からあげてみましょう
いい意味で余裕がある
周りの空気が読める
1度言ったらすぐ実行する
ビシッとしている
明るい
キビキビ動く
事前準備がしっかりしている
物事を確実に覚える
必ず忘れない努力をする
この様に一見接客業としては仕事が出来る行動と思いがちですが、上記の事をしても結果の悪い人はいます。
そこで1つの疑問が生じます。
欠点は努力で果たして治るものなのか?
つまり美容師としてやっていくには、向き不向きの前に
色々な顔を持っていなければなりません
つまり様々な顧客に合わせられる【顔】と
【顧客のニーズ】をいち早く察知する【洞察力】と
【それ以上の感動】を提供出来る【応用力のレパートリー】
そして最終的に美容師に求められる業務を明確にしてあげると分かりやすいかも知れません
例えば美容師としての本質的な価値が【指名人数】と【指名売上】で決まるのである所ならば、必然的にそれに見合ったスキルが必要となる
しかしそれが出来たとしても、組織としてやる中で協調性に欠けるのも非常に問題です。
そこで私ははっきり断言します
世の中にはどうしても努力だけでは超えられない壁がある
それは何かと言うと、生まれ持った性格なのです
美容業界をフェイドアウドしていく大半が
心の中で【自分は向いてないかも】と自己判断をしてしまう事が多いのではないでしょうか?
技術なんてどんなに不器用だろうが、遅かれ早かれの差はあっても、努力で何とでも向上出来ると自負しています
しかし人間性は、なかなか変える事は出来ない
それを無理矢理に変えさせようと【人格矯正】をしても、それはその人にとって多大なるストレスになるだろう
結果としてそれが
自分はみんなの様に上手く出来ない
という【自己嫌悪】に陥ってしまい更に【悪循環】になっていくのです。
ではどうしたら良いのか??
五体不満足の精神で乗り切るしかないのでは?
自分に対する欠点を治す意識も大事ですが…角度を変えて
足りないものを誰にもない武器で補う
物忘れが激しいのであれば、誰よりも書き込む事
明るい性格でなければ、優しさでカバーする
人間なんて十人十色ですから不平不満や愚痴を言う前に
まず自分を知る
と言う事が大事なのではないでしょうか??
私が本当に美容師に向いてないと思う人は…
明らかに欠点だらけなのに、それを自分で気付けない人
常に自分を変化させようという努力が、見られない人
理想や口先だけプライドが高いくせに、行動に移せない人
つまり周りは凄く頑張って努力してるのに、あんたそれで大丈夫なの?という感じなのにいつも練習も何もせずにすぐ帰る人
これらが変えられないなら今すぐに辞めたほうがいいよ
つまりは自分を変えようとする努力もしないくせに
【自分は美容師向いてない】とか言ってる奴は
横っ面ぶん殴って【じゃあ今すぐ辞めちまえよ】と本当は言いたい
なぜここまで言うのか??
そんな腑抜けた奴が担当される
お客さんがあまりにも失礼でかわいそうだからね
結果として向いてない人は、生まれ持っていないと思う
後天的に作り上げられた環境や性格で
余計なプライドや自分を守ろうとする御託を並べ
【どうせ俺なんて…どうせ私なんて…】
と言っている人こそが
マジで向いてないよ…