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なぜ同じように働いていて、顧客から支持される人とされない人が出てくるのでしょうか?
私は過去に美容室のマネージメントをしていて、たくさんの美容師を見てきました。その中から顧客から支持されない理由の一つとしていくつかの共通点が浮き彫りになってきたのです。
もちろん美容師以外の職種にも、当てはまる事だと思います。
今回はその顧客から支持されない特徴をオオカミ社長的視点から7つご紹介したいと思います。
1.仕事が遅い
これはよく思うのですが、信頼性の欠如です。平気でお客様を20分以上待たせます。
そのマイナスになった信頼を埋めるには通常の何倍も顧客を感動させれテクニックがなければ信頼回復などとても務まりません。
この様な人間の特徴は内面的なプレッシャーや焦りがなく、行動だけが最後に焦りそわそわしているタイプなのです。
私生活はもちろんの事、出社する時間帯も一番最後にギリギリでくるタイプが多いです。
2.愚痴が多い
基本的に外部からの指摘に対し非を認めません。
しまいには自分の問題で起きている論争なのに、周りのスタッフに愚痴をこぼす始末…
その時だけ「気をつけます」といい顔をし、なぜ自分が言われているのかを深く理解しようとせず
基本ベクトルが自分に向いていて、自分が攻撃されていると被害妄想に陥るパターンの人に非常に多い気がします。
3.工夫しない
今、直面している問題に対し、解決する為の策が浮かばない、もしくは努力しない人。
例えば指摘した事に対して「わかりました」「気をつけます」で終わる人で、また同じ事を繰り返す。
いくら気をつけますと言っても、行動が変わらなかったら何も変わらないのであり、「やります」と言ってやってないのと同じ事である
行動して努力した事はずっと身につくスキルだが、「気をつけます」と意気込むだけの結果は3日もすれば元に戻る。
4.最強に暗い
仕事中も休憩中も負のオーラをまき散らしていて、基本暗い人間。
接客業としてはかなり致命傷である。
声が小さいというより蚊の鳴くような声でもごもごしている、話のリズムやテンポも悪く、聞いてる方も知らずと不快感を覚える、これでは顧客からも当然支持されない。
お客様は元気をもらいに来ている方が多く、担当するスタッフが生き生きと、そしてハツラツとしている事は必要不可欠である。
5.清潔感がない
ヨレヨレの服やダボダボの服でだらしない印象である。
ちなみにわたしの会社ではネルシャツ禁止である(カジュアルすぎるため)私生活ではおおいに結構なのだが、職場に生活感を出さないでもらいたいからである。
もちろん過去にホームレスみたいなテイストの美容師でめちゃくちゃ売れていた人がいた、これは支持されて雰囲気が出てる人ならばいいのだが、
顧客から支持されなければ、思い切ってテイストを変えてみるのも一つである。
6.プライベートがわからない
これは、公私混同とは違くて、その人の素性が全くわからないのである。
人間という生き物は心を閉ざしてる人に自ら心を開こうとはしない
また、コミュニケーション能力にかけており、雑談が基本苦手なので、ますます素性がわからない
その人の情報が何もわからないのにそもそも指名なんてするわけがない。
仲間や友達との外部との交流が全くない人はこれに欠ける事が多い。
7.結局、誰かの為に尽くせない
最終的にはここにたどり着いてしまいます…自分が可愛すぎるのです。
【誰かの為】にと思ってやれば、自ずと行動も変わりますし思考も変わっていきます。
誰かの為に何かを成し遂げなければ、人間は生きている意味も見失っていきます。
最終的に何の為に働いているのかもわからなくなり、気づけばいつも自分のからに閉じこもっているのです。
どうすれば良いのか?
どうでしたか?これらに該当する人がいたら、周りでフォローし合い共に成長するのが本当の仲間なのではないでしょうか?
しかしそれでも治らない、治す努力が見られない方は残念ながらいます。
注意されるうちがはなという言葉がありますが、その人を為を思って注意するのも、労力がいりますし…
何も話しかけたり、言われなくなったらいよいよです…
当然、利益を出す事にこだわりますし、会社のために時には厳しい判断を下す事があります。
経営者は非情でないと務まらないと思います、しかし情がなければもっと務まらないのです。
私はスタッフにご機嫌をとるような経営者にはなりませんし、この人材難な美容業界でもためらわずに人材を選びます。
例えば、漫画のワンピースの海賊船にルフィと違うベクトルを持った人が仲間になったとします。
もしそうなれば海賊船の進路は一向に進まない事になるでしょう。
一人一人目的は違くていいのです
しかし向かう先、そしてたどり着く場所は同じでないと、本当のチームとは言えないのかもしれませんね。
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