美容室であれば、アシスタント、スタイリスト、トップスタイリスト、副店長、店長とあるでしょうが、
以前から、それって会社にとって何の役職なの?という疑問を持っていました。
この2年間は現場職をほとんど離れ、より新しい発展をしていく為に
美容関係ではないご縁などによりビジネスについて、かなり多くの費用と時間を使い、再度学び独自のビジネス論を創り上げました。
そこで気づいた事ですが
自社でもありえた圧倒的お飾り役職
そして点と点がようやく繋がり始めました。
表面的な役職では絶対的に会社は動かせないと
要するに、指名人数や売上で変動していく役職は、あくまでも、消費者目線でのランクであり
この人であれば、上手くやってくれるであろうという指標にしか過ぎません。
いかに会社の歯車の中枢となり、企業として発展していく事ができるとはまた違う。
すなわち、技術が製造部で現場が営業部であれば、美容師は両方を兼任する事になる
ほとんどの美容室は、商品に関しては、アウトソーシングな思考だとは思いますが、自社で企画し製造と販売へ、そして経理部とより連結して予算やコスト等を組み込みながら、お金を回していくという事
問題はほとんどがそのシステムを創る資金がない
つまり美容室経営の利益率や生産性などを考えると、会社の中でそれほどの人件費や資金を投入する事は非常にリスキーであり、結局は全員現場に出ざるおえない状況となってしまう。
するとせっかく売上といった資金も会社の中でどう回ってるなんてわからない美容師さんも多数なのではないでしょうか?
なぜ?美容業は発展しないわりに文句が出るのか?
僕は美容師をやっていて平均年収など棚に上げて、稼げない仕事とかキツイ仕事とか言ってる人が
大嫌いです
そんなのは美容に限った事でないし、個人的にはなんて楽な仕事だろうとも思います。それなのに美容師は発展を避ける傾向が多々あります。正確には避けるといういうより分裂ですね
生活を経済的にも心も豊かにするためには、金、人、物が必要になります。美容師にとって一生現場主義!それも素晴らしい事だと思います、しかし様々な人が、働くことの中で雇用を守るためや社会貢献をしていくためには
当たり前のように発展していく事が必要不可欠なのです!
これができない人は間違いなく会社の寿命を縮めます。
僕が働いた多くはこの仕組みを示唆してくれなかった
一般社会では社会人1年目でも知っている、大学で学ぶべき事すら、会社でお金がどう流れてるなんかわからないから、自分で勉強するしかなかった。
聞いてはいけない空気すら流れていた
毎日現場に立ち、言われるがままに過ごす日々、給料の事すらわからない…まるでアルバイトと変わらない。
社員ってもっと会社の中枢に微力ながら参加できると思っていた。それは撮影会とかそうゆう事ではない、それは僕は会社が好きで入ったからなのかもしれない
1年目とかベテランとか関係ない、「この会社を良くしていくんだ」という荒削りでもいい、情熱があるやつは、会社のお金の流れをもっと知る権利がある。
僕は、起業する前にお世話になっていた会社が、それを僕にどんどんビジネスを、知るチャンスを与えてくれた会社である。とても感謝しているのです。
美容が好きであれば、もっとお客さんを喜ばせたいという思いには、必ず色々な力が必要となるわけです。
ですから社員一人ひとりが、経済とお金の流れを理解し、発展していく事を仕組み化する事で美容師はもっと豊かに、もっと可能性のあるお仕事だと個人的には感じています。
本当は現場主義とそこが切り離せるほどの余裕がある、収益と予算があれば良いでしょうが
XELVe TOKYOでは自分達がより進化して豊かになるために、会社の内部を動かしていく役職を与え、個人の価値を何倍にもしてもらおうかと思います。
もちろんそこにはもっと深い狙いや意味があるのですが、またお話しできれば良いと思っています。
ご愛読ありがとうございました。
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