会社の出来事

美容師が大嫌い

とんでもないタイトルから始まりましたが

その理由はどうか最後まで読んで頂きたい

あなたはどちらですか?

【美容師】を辞めようと何度も思ったけどやり続けて楽しくなった方や

【美容師】を辞めようと思った事は一度もないという方もいます

ちなみにわたしは【美容師】が辛いとか辞めようと思った事はないが…

マジで美容師が大嫌いだった

じゃあ何で美容師になったんだよ?って声が聞こえてきそうですが笑

18歳になり高卒で美容室に入ったわたしは

美容室の空間は好きなのだが

何か美容室の働き方や美容師の雰囲気が好きになれなかった

店舗もありスタッフも当時は30人くらいいる箱だったので

例えば大勢でBBQなどでワイワイするのも性格的に苦手だったし

もちろんそれを言葉や態度に出したりはしないし

行けば楽しむんだけど

当時はやさぐれ感がハンパじゃなかった自分…

更には男のくせにグチグチ怒る女々しい先輩や

無駄にわざとらしいテンションの人達が…

【生理的に受け付けなかったw】

お昼になると

【全員分の昼飯】を買いに行かされるのはまだ良いとして

ちょっとでも買った物が違かったり、中身が傾いてると

口も聞いてくれない先輩もいた
(まあ当時はそんなの日常茶飯事だったけど)

何?人に飯買わせといて更に文句かよ?うぜぇな!ぶっ飛ばしてぇ〜

って心の中で思いながら仕事してたのは今だから言える
(当時のスタッフが観てたらごめんw)

かなり自分は生意気だったけど可愛がってくれたのは憶えてるんだけどね

良い人もいるんだけど

当時の解釈ってさ

優しい=良い人 厳しい=うぜぇ〜

だったんだよね…

今になると厳しく言ってくれて【ありがとう】に変わるんだわ

でもね

理不尽=ぶっ殺す (汚い言葉にお許しを)

って感情にさせてくれる奴は必ずいたんだよね

厳しいとかってやっぱり自分に非があるから叱られてるんだよね

でも理不尽な事言われると意味分からなくてさ

今になっては

【理不尽=ぶっ殺す】…ではなく

【理不尽=我慢】なんですよ

理不尽な事もあるんですよ仕事にはどうしても

時には我慢出来る精神力も必要なんですね

でもやっぱり当時、美容室で働く上で大嫌いだったのは…

早く技術受かった人が凄いみたいな風潮

もちろん、自分でそうゆう世界を作り出してしまったのかも知れないし

負けない気持ちでやれれば良いのもわかってたけど

わたしは競争心がそもそもないと言う事

1人っ子という事もあるのか

同期とライバルとか競争とかマジでダルいって思ってたし

わたしは不器用過ぎていつもシャンプー受かるのも最後だし

なんか早く受かった奴だけが賞賛されてる気がして

意味不明だった

だってお客さんが喜んでくれるスキルを身に付ける為にやってるのに

「〇〇が受かってるのにお前はまだ受からねーのかよ」

なんて言われた日には

何?競争する為の会社なんですか?ここは?ってなった

しかし教育者側になってわかる事もある

【期待している】【もしくは伸びしろがある】からこその不合格

わたしが技術テストで不合格にする時はこれです

そしてしっかり理由も説明します

だって【変わりたい】って言う人にだけ教えたいし

なんか【技術テストの合格基準】だけ卒なくこなす子っているんです

確かにタイムにも入って合格だから合格なんです

だけどね…

なんか違うんだよね僕らって作業じゃないから

だいたいみんな技術テストは

【受かりたい】って思ってやってるんですよ

でも本当に大事なのはさ

自分がやった先に【お客さんの笑顔】が見えてる事なんだよね

それを想像しながら一生懸命やってるんだよ

そうやってる人はテストでは【不合格】でも

実は誰よりも早く【合格】しているんだよね

だから最終的にはそうゆう人のが先に受かった人を抜いてしまうケースが多いのです!

今だったらこう説明出来るけどさ

当時はテストに合格しないと頭ごなしに言われるわ

「センスね〜なお前!辞めちまえよ」

とまで言われたもんだ

昔のがそうゆうボロクソ言われて育った美容師が多かったんじゃないかな?

お陰でメンタルがかなり鍛えられたけどw

まあそんな訳で自分も美容師のくせに

美容師が嫌いという支離滅裂なブログでしたが

結局美容師って良い人多いんです

おせっかいで天邪鬼で時には傍若無人の人もいますが

なんだかんだ人が好きなんです

だからスタッフ感でも様々な人間関係がぶつかるんです

いろいろな想いがあるから人は衝突し

新たな発想や価値観が生まれるのです

我々のお店にいるみんなは【仲間】なんです

【ケンカ】をするのは友達です

【ぶつかる事】と【ケンカ】は違います

お互い認め合う中でどんどんぶつかっていき

切磋琢磨するのが【本当の仲間】であり

それがないお店って【関係良好】といえばよく言ったもんだが

【周りに無関心】っていう危険性を潜めているかも知れませんよ…

今思えば…

未熟な自分の中で

美容師が心の底から本当に嫌いなんじゃなくて

美容師が嫌いというエネルギーがここまで強くしてくれたのかも知れませんね

本当に嫌いだったら辞めてますもん

総評

最近の一部の美容師に感じる事…

なんでもすぐ【リスペクト】という言葉を使いがちな現代で

【自分勝手】や【ナルシスト】という解釈でなく

【人の為】でありながら

【自尊心】という表現にもっと

正直になってもよいのでは?

そんな事をふと思います。

鳴海 幸輝/Kouki Narumi

鳴海 幸輝/Kouki Narumi

投稿者の記事一覧

メディアイノベーター 鳴海 幸輝
レートライブ株式会社 代表取締役 CEO
美容プロモーション事務所【biz】代表社員

美容師から歌舞伎町有名ホストクラブで3ヶ月でNo.3そして新人No.1になる
その他20を超える多種多様の職を経験。美容師としても都心から数店舗経験するが【経営】に疑問を持ち反発し職を渡り歩くダメな日々…さらに2010年、借金300万を抱え半年間ホームレス生活を経験。そんな中【このダメ思考を仕事に転換する法則を発案】、月売190万のドン底店舗を店長就任後、わずか3ヶ月で3倍以上の売上まで建て直す実績を出し、最速で数店舗を統括するマネージャーを経験
のちに起業へ
更に起業1年目で年商1億円、客単価¥15000、年間来店数約1万人のサロン《XELVe TOKYO》運営に成功する。そして1年半で2店舗目を出店し2ブランドを展開する、その後は求人メディアに頼らず【30人を超える応募求人】を達成。
情報技術検定 ITパスポート経営学 第2種電気工事士といった異色の経歴
《美容室営業の9割は無駄な事》を格言に、ほとんどを排除したやり方で業界特有の激務にメスを入れつつ更に結果を残した。
また美容師としても、海外から国内までクセ毛や多毛のお客様が9割を占め naruアレンジInstagramフォロワー数は2.8k
全国誌の巻頭特集から、大手企業【渋谷マルイ】でのオファーを個人で勝ち取り単独プレス出演と外部でも活躍する。
個人メディアでは開設3か月で月間60万PVを突破。
独自の【成果スピード法】を追求し、新ビジネス理論と美容師を融合させた殻破りな個性ある可能性を多くの人に発信する。

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