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昔から疑問に思う事があったので、今回思い切って記事化してみます。
ヘアカタログは消滅するべきという事について
消滅と言うよりは、もっと著作権を強化して、スタイル製作者以外のヘアサロンには作品を持ち込めませんという、大袈裟な例えですがそのくらい1つ1つの作品に、価値観があっても良いのでは…
自分の創った作品を、一般の人に多くの人に観てもらえるためのシェア拡大は大賛成!でも美容師同士でシェアする必要はないと思うのです
だって一生懸命、魂込めて創った作品でしょ?それは多くの人が自分の作品を観て、例え他の美容師さんにお願いされても、何かに自分の作品が誰かの役に立てればと想える人もいるかもしれない。金銭面や場所などの理由もあるからね。
でも一方で、それで痛い目をみたお客様もいるかもしれない
だってそのヘアカタ…実際それを創ってない人が施術したのだから。
ですから、本心は自分が創った作品を観たお客様は自分のとこに来て欲しいというのがプロ意識でもあると思いますね。
時間もお金も削ってるわけですからね。
でも決してヘアカタログ自体を否定している訳ではありませんし、むしろ頑張りが報われて欲しい為の提案です。
とにかく最後まで観て頂ければ理由がわかります
ではなぜヘアカログが消滅するべきと私は思うのか?
ちなみにうち(XELVe)はヘアカタログ置いてません
理由…
①自分が作ったスタイルでもないし、僕にはそれはできない。
②お客様に不意なイメージを膨らませて欲しくない
③レタッチなどライティング関係のレベルが高く、ありえない発色が出る事(製作者でないと元の色味がわからない)
④美容室=ヘアカタログは昔からの固定概念なのでは?
⑤コンセプトが違うというのも実際ある
究極、総称して言うと…
ほとんどが、他社の商品イメージを自分の店に置いてる矛盾に気づいてないと言う事!
ですからその作品は、それを創った人からしか手に入らないという、希少価値を消費者認知としてもっと高めた方が良いのでは?
例えば、雑誌でスープのダシにこだわったラーメンがあったとして、それを切り取って他のお店の人にオーダーしても作れないですし、それぞれ味も違いますよね?
少し、感覚は違うと思いますが、私にとっては同じような感覚なのです。
昔は、ヘアカタログに掲載した時は凄く喜んだのを憶えています。
しかし、本来の目的はお客様に自分という商品をアピールする事であれば、自分にしかできないレシピやセンスなんだという事をもっとお客様に認知していただく事の方が大事なのでは?
必然的に自分のInstagramやメディアなどに自分の作品を撮り溜めて、自分専用のヘアカタログでお客様を、カウンセリングイメージさせる方が、どう考えたって自然
何故なら、言うまでもないですが、昔はプロのカメラマンが来て大掛かりでやっていた事で、地方の美容室なんてヘアカタログで自分の作品を表現するのも中々難しかった
しかし今は違う、場所や環境なんて関係ないしなんなら機材すら必要ない、iPhoneでも立派に撮れるし、簡単にアップロードできる!
このスタイル可愛い!近くのサロンでお願いしてみよ…ではなく
このスタイル可愛い!これはこの作品を創った美容師さんでないとできないからお願いしてみよう!
という認識にさせる為には、顧客と美容師の間に他の人が創ったスタイルを共有しない方が、【担当美容師】【顧客】【スタイルを創った美容師】全員がある意味Win-Winになれるような気がするんですよね。
美容師さんは変な優しさがあるから、お客様のオーダーにある意味、忠実になりすぎなんではないかな(一部ね)
実はこの対応が、美容師は何でも出来る魔法使いとお客様に認識させてしまっている可能性があると言う事!
もちろん、本当はそう認知させる事が理想ではあります
しかし例えが悪いですが、野良ネコにエサをあげるなと言われても、求められたら優しさで可哀想だからあげたくなりますよね?(僕もなります)
だけども、それで結局のところ多く繁殖して、ひもじい思いをする悲しいネコちゃんが増えると言う事
絶対的に面倒を最後まで見れるならもちろん良いですが
とは言え、その中でなるべく近づける要望に応える事も、もちろんサービス業の部分としては基本というか大事なのはわかるし、そうゆう思考の方もいるから、どちらがとは言えないですけどね
でも、世の中で【イメージと違った】【パーマがかけると思ったのに断られた】【想像以上に傷んでしまった】と言うものは大半が美容師側が作り出した過大広告に近い認識を良くも悪くも与え、自分のスキルから良し悪しを選別する提案が出来なかったパターンではないでしょうか?
ですから、ヘアカタログを廃止して、1個人1メディアもしくは1店舗1メディアとして、へスタイルのコンセプトイメージが美容師はそのスタイリスト、もしくは店舗でしか出来ないという付加価値をもっとお客様に認知して常識化していく事がマストだと私は感じますね。
とにかく、お客様が違う方が創ったヘアスタイルを見せた瞬間…私ははっきりと言うタイプの人間ですね。
嫉妬ではないですよ
それ、僕の作品じゃないので出来ません!!
という想いをうまく噛み砕いてね…
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