XELVE TOKYO代表 鳴海 幸輝です
今日はオオカミ社長でなく、美容師としてのいつもと違う視点から切り込んでいきます
もう何年も前から
私のお客様の9割強が【くせ毛や多毛】でして
ご紹介頂くお客様もまた【くせ毛や多毛】なのです
くせ毛&毛量矯正カット… ¥10800
通常カット…¥7020
この様にやらせて頂いてます
ですから、他では解決出来ない【特別な悩み】を持ったがお客様が多数来られます
もちろん、皆さんのもとにも様々なお客様が来られると思いますが
どれが正解なのかは私にはわかりません…
しかし1つだけ言える事があります
お客様には
次回来店時には前回よりも髪の状態が良くなっていて欲しいと
その為に特に重要視しなければいかない事は
アフターカウンセリングではないでしょうか?
サロンの現場で溢れるお客様の『家では出来ない』の声
ヘアケアの話
家でのスタイリングの方法
つまり美容師側がお客様へご自宅でのアドバイスをする時
《お客様の声》
時間がないから
不器用なので
自分には難しい
面倒くさくて…
この様な言葉が日々サロンワークの中で聞き入ってくる
事があります
これってお客様のせい?美容師のせい?
美容師がヘアケアの本当の重要性やスタイリングの楽しさを情熱を持って伝えてますか?
私はセルフヘアアレンジを一般の方向けに講師をさせて頂く機会があるのですが、その中で良く聞くのが
『自分は不器用だから出来ないです』
違うんです!本気で楽しんでやろうとしてないのです
スタイリングやアレンジはやる楽しさをまず知ってもらわないと続かない
やれば絶対もっと素敵になるのにもったいない!
周りでアレンジの上手い子は手先が器用だからじゃないんです
頑張って何回も失敗しながらでもやってるから上手いのです
大事なのはもっともっと髪に興味を持ってもらう事なのです
美容師でも結構いるんです
アフターカウンセリングの説明が誰に対しても同じ言葉のマニュアル美容師が
シャンプー終わったら直ぐ乾かして下さ〜い、ドライヤーで乾かす前はオイル付けて根元から乾かして〜その後上から乾かすとキューティクルが揃いますので毛先に向かって乾かして下さいね〜
うちではこうゆう教育はしてませんけどね
何時もどんな状況でもどんなお客様でも
説明する時はこの説明をするスタイリストは結構いませんか?
まさにマニュアル!!
こんな説明どこでもされてるし、お客様が本当に知りたいのは【何故?】なのです
【何故?】そうしなければならないのか?
そうしない事によって今後どの様な【影響】が出るのか?
心の奥底から想いを伝えていますか?
時間がないというお客様は時間が本当にない訳ではありません
時間を割いてでも、髪の毛に使う程の重要性を伝えます
時間を割いてでも、スタイリングする楽しさを教えます
はっきり言って【時間がない】程に分刻みのスケジュールの方なんて滅多にいません
大半の女性は髪はやらなくても【お化粧】はします
髪 < 肌
これで納得しますか?諦めますか?
【髪のプロフェッショナル】であれば私は絶対に納得出来ません
職業病でもなんでもない!私は女性の肌より髪を見てしまいますね
もちろん肌も重要ですが、肌は大なり小なり年齢と共に変化していくものですし
それを防ぐ重要性もありますが、肌荒れなど故意的に出来たものでない事が多いのです
更にメイクを例え失敗しても洗い流せば基本は落ちます
しかし髪は完全に【死活細胞】です
1度でも劣化するともう【事実上】治りません
私は美容師としてその様に解釈します
女性の髪には【品格】が宿ります
手入れの届いてない髪を見ると
私には何となく無精な方と思わせてしまいます
しかしいくら重要でも押し付けになってはいけないという事
女性の気持ちを理解しようとした上で伝える事
特に男性美容師はね
もちろん育児と仕事を両立されている方や様々います
女性は男性より準備しなければならないという事が圧倒的にあるという事
それを加味した上で【ヘアケア】の本当の重要性を
1人1人のライフスタイルに合わせて伝えてあげるべきなのではないでしょうか?
そして口だけでなく、説得力のある仕上がりをしてあげる事
お客様もそうです、チョロっと髪のお手入れをした所で本当に劇的に直ぐに良くなる訳がありません
そのお客様の髪の事を本当に想うなら一生掛けてでも責任もってやってやれよ
美容師だってそう、その場凌ぎで大した努力も毎日してない奴がお客様を幸せに出来る訳がねぇんだよ
お金を戴くという事はそんなに甘くねぇ事をもう1度再確認にしてほしい
日本全国には沢山のヘアサロンで溢れ、今日もどこかで誰よりも必死になって人一倍努力してやってる美容師がいる
失敗してミスして、思い通りに指名も付かなくて、反省したふりして、ヘラヘラ笑って直ぐ帰宅する奴が
本気で毎日立ち向かってる奴に勝てるわけねぇだろが
失敗を恐れるな
お客様から逃げるな
立ち向かう勇気は努力が必ず埋めてくれる
そして何よりも
来年こそは自分から逃げるなよ